ネクストウェア株式会社

大手自動車メーカー

オフィスワーカー全社員の5%をRPA利活用者に育成し、DX推進を強力にサポートしています。

課題の背景

お客様はDX推進のため社内のPC処理を自動化することができるRPAの導入を決定されました。RPAは多くの社員が活用するほど効果が得られるため、最終的にはオフィスワーカー全体の10%に相当する社員をシナリオ作成可能な技術者に育成することを目標としました。
しかしながら、オフィス内のITリテラシーには個人差が大きく、思うように技術者が育たずRPA導入の効果が高まりませんでした。

課題に対する施策

ネクストウェアは、RPAの対象となる業務を技術レベルで整理しながらプライオリティを設定し、オフィス内の担当者のITリテラシーに沿った指導プランを策定しました。比較的容易な業務から着手して段階的に複雑なシナリオへと進めることや、問い合わせ内容を分析して次の指導に活かすこと、開発されたシナリオをテンプレートとして共有するなど、担当者の理解が深まるようなサポートに努めました。
これらの結果、RPA導入時には難しいと思われた業務においても担当者自ら次々にシナリオ作成に取組んでいただけるようになりました。

その後の変化

ネクストウェアは、担当者の問合せに直接対応する窓口を設け、技術的な応答はもちろんのことユーザー個々の進捗に応じた指導やグループ間の要望の調整、新たなバージョンアップ情報の発信など包括的な支援に取組んでいます。

こうしたトータルサポートによってネクストウェアの支援から約2年で、お客様のオフィスワーカー全体の5%に相当する社員がRPAのスキルを習得することができました。今後もお客様とともに社員向け教育コンテンツの提供や、資格取得に向けた動機付けなどパーソナルトレーニングを実施することで、さらに3年後にはRPA技術者を10%にまで拡大するため支援を続けます。

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