ネクストウェア株式会社

大手通信会社

オフィスの入退場ゲートにおいて、ICカードから顔認証システムに変更することで、カードの紛失や盗難によるセキュリティリスクを軽減しました。

課題の背景

通信会社の本社ビルでは高度なセキュリティを扱うため、入退場管理は厳重に行っておりました。従来はICカードを発行し、カードを使用して入退場ゲートを通過することにより一定のセキュリティを担保してきました。

しかし、ビル全体で数万人に及ぶ入退室管理となるため、ICカードの紛失や盗難によるなりすまし入場などのセキュリティリスクが常につきまとっていたのが悩みの種でした。これに加え、ICカードの申請・作成・発行・提供という業務上の手間も少なからずありました。

課題に対する施策

入退場ゲートは出退勤時間帯に多くの社員が行き交うため、認証精度と共に認証スピードが重要となります。当社は、高機能AI顔認識ソフトウェアSAFRを使用することによってこの課題をクリアいたしました。

また入退場ゲートが設置されているエントランスホールの照明環境などが認証精度、スピードに影響するため、導入にあたっては顔認証端末の設置場所や角度調整などに注力いたしました。

そのほか、顔認証システム導入時に必要となる顔登録についても、顔登録用の専用端末を設置し、従業員自らが社員証と連動して顔登録を行えるようにいたしました。その結果、管理部門の業務負担軽減に貢献いたしました。

その後の変化

入退場ゲートに顔認証システムを導入することによって、ICカードの紛失や盗難によるなりすまし入場などのセキュリティリスクを軽減いたしました。また業界最速の認証スピードによりウォークスルーでの入退場を実現いたしました。
社員はICカードを鞄やポケットから探す手間が無くなり、出退勤時の混雑が緩和されました。

今後は、支店のビルにも展開を予定しています。

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